山野内司教様が「このような状況下で四旬節を相応しく過ごす助けとなる祈りとして、霊的聖体拝領の祈りをご活用ください」と「新型コロナウィルス感染症に対する教区の対応について(第4次)」報の中でおっしゃっています。
ここにその祈りを掲載します。
【霊的聖体拝領の祈り】
+ 父と子と聖霊のみ名によって。アーメン。
主イエス・キリスト、
今、私はご聖体をいただくことが出来ません。
しかしあなたへの愛に満たされて私の心にお迎えしたいと望みます。
今、秘跡によるご聖体を受けられないわたしの心においでください。
主がわたしの心においでになったことを信じ感謝します。
わたしがあなたから離れることがありませんように。
(少しの時間、沈黙を保ち霊的拝領をできたことを感謝する)
+ 父と子と聖霊のみ名によって。アーメン。
【霊的聖体拝領の祈り】
「イエズス・キリスト、われは主が至聖なる聖体の秘蹟のうちにましますことを固く信じ、万事に超えて主を愛し、主を受け奉らんことを望む。
されど今聖体を拝領すること能(あた)わざれば、霊的にわが心に降(くだ)り給え。
主よ、われ主を受け奉りし如く主によりすがりて、わが身を全く主に一致せしめ奉る。願わくは主を離るるを許さず、悪魔のわなより救い給え。
わが心に主の愛の火を点じ、永遠に主の御(おん)ために燃ゆるを得しめ給え。アーメン。」
公教会祈祷文、カトリック中央協議会編、昭和三十三年五月十五日 改訂版より